トークライブ「台湾りずむ暮らしを旅する二十四節気」
3F会議室
定員になりましたので、受付を終了させていただきます。
日本と根っこで繋がった文化を感じつつ、台湾の風土や移ろう季節にまつわる色んなことを知って、次に台湾に行 くのが楽しみになる。そんなお話を旅するように暮らす台湾の文筆家栖来ひかりさんがお話します。
「南国の台湾に季節感なんてあるの?」
そう思う日本の方も多いかもしれません。でも実は、月の満ち欠けと「二十四節気」にそった自然のめぐりに行事や風習など、台湾ならではの季節の移ろいと暮らし方があり、その営みは台湾の複雑な歴史や人々の多様なバックグラウンドに支えられています。
「小さなテーブルにお菓子や線香を立てて、紙を焼いてるのはどうして?」
「先住民のお正月はいつ?」
「台湾茶『東方美人』は偶然うまれた?」
知れば知るほどおもしろい、台湾文化。
日本と根っこで繋がったアジアの国々の文化を感じつつ、その種が日本の風土で育ってきた道のりに思いを走らせながら、台湾の風土や移ろう季節にまつわる色んなことを知って、次に台湾に行くのが楽しみになる。そして現地に降り立つと台湾風景が少し違って見える。
そんな台湾の歳時記と、台湾の「今」をあわせて台湾在住の著者がお伝えします。
ほぼ同時に発売した、「日台万華鏡」のお話もしますね。
栖来ひかり(すみき・ひかり)
文筆家,道草者。
山口県出身、2006年より台湾在住。台湾に暮らす日々、旅のごとく新鮮なまなざしで、失われていく風景を見つめ、忘れられた記憶を掘り起こし、重層的な台湾の魅力をつたえる。
著書に『台湾と山口をつなぐ旅』(西日本出版社,2018)、『時をかける台湾Y字路~記憶のワンダーランドへようこそ』(図書出版ヘウレーカ,2019)、『日台万華鏡~台湾と日本のあいだで考えた』(書肆侃々房,2023)、挿絵やイラストも手掛ける。