ART&TALK Vol.3 guests 片桐功敦 Sacrifice〜未来に捧ぐ、再生のいけばな〜

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2Fイベントルーム

Series「ART & TALK」第3弾。
華道家、片桐功敦さんをお招きして、トークライブを開催いたします。

【開催日時】7月30日 15:30~17:00 ※時間が変更になりました。ご了承ください。
【参加費】1,000円(税込)
【開催場所】2Fイベントルーム

スライドトーク「そこに咲いていく花〜福島第1原発30km圏内に咲く花たちが語ることば〜」
2013年、震災から三年目の夏に「みずあおい」という花が福島県南相馬市沿岸部の津波の跡地に咲き乱れるという現象がおこった。
この花は環境省の絶滅危惧2類に指定された希少な在来植物。人が干拓した水辺を追われて消えた花が、
津波をきっかけに息を吹き返したのだった。
人に追われ消え、人が消えると咲く。
その無垢な青い花の色には非情な自然の摂理が宿っている。
この花をいけてみないか?という誘いが、それから今まで続く、震災後の福島を巡る長い旅の契機だった。
実に沢山の花をいけた。津波の跡地に、廃墟に、ゴーストタウンの片隅に、放射性物質を撒き散らした原発が望める丘の上に、、、
花たちは当たり前のように咲いていた。
あるべきものが損なわれてしまったという悲しみと、それでもいのちは続いていくという希望。
美しい花は震災後に生きるものの心象のように感じられた。
振り返るとその行為は、汚された大地と損なわれた命への私なりの祈りだったのかも知れないと思う。
完全な復興からはまだほど遠い福島に花が咲く。前しか見ない者の視線にその花は入らない。
声も聞こえない。願わくば、しばし歩みを止めて足下に咲く花を見て、耳を傾けて欲しい。


片桐功敦(かたぎり・あつのぶ)略歴
1973年大阪生まれ。華道家。
1997年、24歳で大阪府堺市に続くいけばなの流派「花道みささぎ流」家元を襲名。
片桐のいけばなのスタイルは、伝統から現代美術的なアプローチまで幅広く、異分野の作家とのコラボレーションも多数。
小さな野草から、長年のテーマでもある桜を用いた大規模ないけばな作品まで、その作品群はいけばなが源流として持つ「アニミズム」的な側面を掘り下げ、花を通して空間を生み出している。
2013年より文化庁助成事業「はま・なか・あいづ文化連携プロジェクト」の招聘作家として福島県南相馬市に長期滞在し多数のいけばな作品を制作。
その成果が「Sacrifice〜未来に捧ぐ、再生のいけばな〜(青幻舎刊)」 として上梓された。
2016年4月より雑誌「婦人画報」にて「堺ルネサンス」を連載。

会期

定員

30名

時間

15:30~17:00 ※時間が変更になりました。ご了承ください。

場所

2Fイベントルーム

参加費

1000円(税別)

申し込み方法

下記ご予約ボタンよりお申し込みいただけます。 ご予約はホームページ、お電話にて受け付けております。

主催

エディオン蔦屋家電

共催・協力

g a l l e r y G & ギャラリー交差611

問い合わせ先

082-264-6511

会期

時間

15:30~17:00 ※時間が変更になりました。ご了承ください。

場所

2Fイベントルーム

申し込み方法

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参加費

1000円(税別)

定員

30名

主催

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082-264-6511

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